高配当がもらえる株の運用方法/貸株とは

その他

貸株って何?

値上がりによる売買益を狙うのではなく、長期保有して配当狙いで購入する人もいると思いますが、今回は貸株について簡単に書いていきます。

貸株とは、株を証券会社に貸し出すことで、証券会社から金利を受け取れるシステムのことです。

株を持ってるだけで得られる利益として配当金や株主優待がありますが、貸株を利用することで更にお得になります。

金利はどれくらいなの?

配当金とちがって貸株の金利は、証券会社によって設定してる値が異なるので、証券会社のホームページで確認する必要があります。

一般的には業績の安定してる大企業等は金利が低いです。反対に、ベンチャー企業等これからの将来が期待されているようなところは高いです。

具体的な金利はこんな感じです。

今回は楽天証券の場合を参考にします。

まずは金利が高いところから見ていきます。1番高いところで12%ですね。

次に、例としてトヨタ自動車を見てみます。0.1%ですが、銀行の利率よりは断然高いですよね。

売りたい時に売れるの?

これは問題なくできます。

売却する時は、普通に売却の手続きをするだけで大丈夫です。貸した株を返してもらう、というような追加作業は不要です。

配当とか株主優待はもらえるの?

貸し出してる間、配当金とか株主優待がどうなるかですが、貸し出したままだと、基本的には権利自体はなくなります。

但し、通常は配当金相当のお金を証券会社からもらえたりするので、配当金については金額的な損得はないと思います。ただ、確定申告まで考えると、権利確定の時期だけ貸し出しを止める方が、計算が楽だと個人的には思っています。

ちなみに、楽天証券では権利確定の時期だけ自動的に返却して、確定後は貸株を自動的に再開してくれる設定も出来るので、大変便利です。

いつお金をもらえるの?

貸株の金利は毎月、証券会社の口座に自動的に入金されます。例えば、1月分の貸株に対する入金は2月2日頃に実施されます。

どの証券会社でも大丈夫?

最貸株というサービスは証券会社によっては採用してない所もあります。

楽天証券、マネックス証券、SBI証券、松井証券を利用している方は、貸し株を検討してみてはいかがでしょうか。

楽天証券