セルスター VA-910Eの概要
2017年5月に発売したGPSレーダー探知機。上位機種のARシリーズに対して、機能を一部削除して、価格を抑えた位置付け。ガリレオ衛星に対応し、位置精度を向上。
VA-910Eの特徴は?
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ガリレオ衛星対応。6種類70基の衛星を使用可能。GPS31基、グロナス24基、ガリレオ11基、みちびき1基、SBAS(GAGAN1基、ひまわり2基)と受信衛星が多いので自車位置がズレにくく、正確な警告動作が可能です。高層ビル街や山間部でも安定した性能を発揮します。
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新型取締機設置ポイントを収録。生活道路での取締りを目的とした、設置、撤去が可能な新型取締機のポイントを収録。現在の設置場所だけでなく、過去に設置されていた場所、移動した場所にも対応。
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ゾーン30に対応。速度取締指針で公表されているゾーン30を警告します。ゾーン30は住宅地域等をゾーンとして区域設定し、その区域の抜け道利用や自動車の走行速度を30キロ以下に抑制、歩行者等の安全を確保するもの為のものです。
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リアルCG警告が表示可能。リアルで、わかりやすいCG画像で警告します。別売りのmicroSDカードにリアルCG警告用画像データをダウンロードすると、
取締機の設置場所に合わせたリアルなCG画像になります。
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高精度GPSデータを収録。56種類104,000件以上、取締・検問データ47,500件以上を収録。
- 情報満載の5バンド受信
●カーロケーター ●350.1MHz
●GPS ●Xバンド ●Kバンド
ARシリーズに対して何がないの?
上位機種のARシリーズに対して下記機能が削除されています。
- リモコンが付いてない
- フルマップに対応していない
- 受信バンド数が少ない
- Gセンサ、ジャイロセンサ、気圧センサが搭載されてない
- OBD2情報表示に対応してない
- セルスターのドライブレコーダーとの連携機能がない
GPSデータ,リアルCGデータ、取締情報のアップデートについて
基本的には、毎月1回アップデートされます。パソコンかスマホを使って最新データをマイクロSDカードにダウンロードします。次にマイクロSDカードをレーダー本体に挿入して、レーダー本体の電源をオフ⇒オンにして、完了です。
標準で付属されてるシガーソケット用ケーブルのシガー側に、電源操作できるボタンが付いてるので、アップデートの際にいちいちソケットを抜き差しする必要もなく、大変便利です。
スマホのアプリが便利
各種データダウンロードを選択すると、最新になっていないファイルが赤で表示されるので、ここでNEWと表示されているファイルの1番右の″↓″を選択します。これでスマホへのダウンロードが完成です。
次にSDカードに転送したいファイルの1番左の″◯″を選択して、1番上の″各種データ ダウンロード″を選択します。これでSDカードへデータ転送が始まります。
SDカードへの転送が完了すると、下記表示に切り替わるので、SDカードをレーダー本体に挿入すればOKです。
まとめ
VA-910Eは、徹底的に機能を省いて、コストも徹底的に抑えた仕様となっています。その代わりガリレオ採用によって位置精度を向上させており、アップデートも月1で対応しているので、オービス、レーダー検知に対して特に問題ないと考えます。価格重視の方に、特にオススメしたい機種です。